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市民を監視する自衛隊 —自衛隊情報保全隊裁判から明らかになったことー

¥300 税込

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アジェンダ・プロジェクトが編集に協力して、「自衛隊員の命と人権を守る京都の会」からパンフレット『市民を監視する自衛隊―自衛隊情報保全隊裁判から明らかになったこと』を発行しました。ご案内が大変遅くなり、申し訳ございません。既に京都では多くの方にご購入いただいていますが、改めてご紹介します。
このパンフレットは昨年2月に京都弁護士会館ホールで行われた「自衛隊員の命と人権を守る京都の会」主催の小野寺義象弁護士の講演会の講演録です。小野寺さんは、2007年から2016年まで闘われた自衛隊情報保全隊を訴えた裁判の弁護団事務局長を務められました。
この裁判は、自衛隊のイラク派兵に反対する市民の個人情報を収集していた情報保全隊の活動の違法性を、東北地方で100人以上の原告を集めて2007年に提訴、最高裁まで闘ったものです。そして、二審の仙台高裁では、情報保全隊員を法廷に引きずり出して証言させることを実現したうえ、原告の一人に関しては勝訴判決を勝ち取ました。これに対して国は上告を断念、勝訴が確定するという画期的なものでした。
現在の情勢の中で、公安警察だけでなく、自衛隊もまた市民の活動を敵意を持って監視していることに対して、ともすれば「仕方ない」とことと私たちは流してしまいがちですが、それに抗い勝利したこの闘いの意義は極めて大きいと思います。
意外とあまり知られていないこの闘いの記録を、裁判に提出された自衛隊の内部資料の一部も収録してパンフレット化しています。ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思います。

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<小野寺義象弁護士 講演録>
『市民を監視する自衛隊―自衛隊情報保全隊裁判から明らかになったこと』
A4判 32ページ 2019年5月1日発行  定価300円
発行 自衛隊員の命と人権を守る京都の会      
編集 アジェンダ・プロジェクト

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