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アジェンダ第76号(特集:STOP! 原発・気候危機)
¥660
【アジェンダ第76号 特集:STOP! 原発・気候危機】 2022年3月15日発行 A5判 定価660円(10%税込) 世界各地で深刻化する気候危機の中で、「脱炭素」を口実に原発の「復権」を図る動きが欧米を中心に再び広がりつつあります。今号では「原発は気候危機対策には決してなりえない」ことを特集しました。 東電福島第一原発事故から11年、「終わらない原発事故」として、廃炉作業の現状のほか、福島をめぐる状況をインタビューしています。また青森県の核燃サイクル施設や、東電が再稼働を狙う新潟県の柏崎刈羽原発の最近の動きも取り上げました。原子力政策が極めてずさんな態勢のまま、事故の反省も忘れたかのように進められようとしています。 さらに日本との対比で韓国の原発の状況も紹介しています。そして日本のエネルギー基本計画の問題点やCOP26の成果を紹介しながら、原発に依存しない気候危機対策の緊急性を訴え、さらに経済成長主義的な現代社会のあり方そのものを問うています。 グラビア:500回目を迎えた関電京都前 脱原発キンカン行動(写真と文 堀内隆喜) コラム:パンデミックから2年 <特集> ・伴 英幸(原子力資料情報室共同代表) 福島第一原発・廃炉の現状 ・インタビュー 菅野みずえさん(福島県浪江町から兵庫県三木市に避難) 「原発事故=被ばく」なのに「被ばく」を言わない。これはものすごい「棄民」だと思うんです。 ・インタビュー 木幡ますみさん(福島県大熊町町議会議員) 使えない土地に課税するのはおかしい。原発事故と闘うための知識を蓄えて準備を。 ・インタビュー 宗川吉汪さん(京都工芸繊維大学名誉教授) 福島での小児甲状腺がん多発は原発事故による被ばく発症であることは明らかです。 ・山田清彦(核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団 事務局長) 核燃サイクル問題の近況 ・山田秋夫(さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト 事務局) 柏崎刈羽原発をめぐる最近の動き ・レポート 福島原発被ばく労災損害賠償裁判に参加して(6) ・松久保肇(原子力資料情報室 事務局長) 夢と現実 世界の原子力産業の動向 ・【資料】 日本の原発の現況 ・川瀬俊治(ジャーナリスト) 韓国の脱原発はどうなったか、どうなるか(上) ・飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長) 第六次エネルギー基本計画の問題点 ・足立治郎(JACSES) COP26の成果と気候変動対策の今後の展望 ・松久寛(縮小社会研究会) 原発・気候危機と縮小社会 ・レポート アジェンダ・プロジェクト京都 学習講演会 「気候危機を止める大転換! グリーン・ニューディールが世界を動かす」 ・書評 気候危機とグリーン・ニューディールを考えるための本 <特集外> 【寄稿】青柳純一(金起林記念会共同代表) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う―12.『現代日韓60年史』を編集しながら― <連載> 康玲子 時代の曲がり角で 第64回 外国人に世論のサポートを コミックアジェンダ 第39回 推しの子
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アジェンダ第75号(特集:レイシズムと入管体制に抗して)
¥660
【アジェンダ第75号 特集:レイシズムと入管体制に抗して】 2021年12月15日発行 A5判 108頁 定価660円(10%税込) 「外国人」・民族的マイノリティに対するさまざまな差別・抑圧-レイシズムと、日本政府によるその制度化・合法化である入管体制の問題を特集しています。 世界における人種差別との闘いの、画期的な到達点である「ダーバン宣言」が出されてから今年で20年、改めてその大きな意義を確認する論考に加え、施行から5年が経過したヘイトスピーチ解消法をめぐる現状や、政府の差別政策を司法も追認するに至った朝鮮学校の「無償化」排除問題、また今春の名古屋入管での被収容者死亡事件に見るように幾度となくくり返される非人道的な入管収容の問題点を取り上げました。 先住権を求めて闘うアイヌとの「出会い」の経験を語っていただいたインタビュー記事のほか、「学知の植民地主義」を鋭く批判する琉球遺骨返還訴訟、沖縄戦犠牲者の遺骨混じりの土砂を基地建設には使わせない意見書運動など、レイシズムと弛まず闘うことの大切さを明らかにしています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【内容】 グラビア 笹の墓標展示館の再生にご協力を! コラム 2021年総選挙 <特集> ・前田 朗(朝鮮大学校講師) 人種平等は見果てぬ夢か?― ダーバン宣言二〇周年と日本の課題 ・さとう大(京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会事務局長) ヘイトスピーチ解消法から5年~日本社会のヘイトの状況を概観する ・千地健太(朝鮮学校に教育補償を!オッケトンムの会・代表) この11年間の朝鮮学校差別 ―「高校無償化」からの排除問題 ・児玉晃一(弁護士) 入管収容の問題をどう改善するか ・山内小夜子(琉球遺骨返還請求訴訟全国連絡会事務局長) 京大よ、還せ!― 琉球遺骨返還等請求訴訟で問われていること ・インタビュー 殿平善彦さん(北大開示文書研究会/一乗寺住職) 「アイヌとの出会いから学んだこと」 ・西尾慧吾(「遺骨で基地を作るな!緊急アクション!」呼び掛け人) 国政の暴走を地方で止める!―「遺骨土砂問題」意見書運動を全国で! ・レポート 来春開館に向けて建設が進むウトロ平和祈念館 ・書評 『アンダーコロナの移民たち』(明石書店) ・特集解題 <特集外> ・青柳純一(金起林記念会共同代表) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う ―11.いま 〝平和に生きる権利〟を考える ・書評 『百年の変革 三・一運動からキャンドル革命まで』(法政大学出版局) (評:川瀬俊治(ジャーナリスト)) ・大杉光子(弁護士) 少年法改訂について~一八、一九歳の処遇はどう変わるのか~ ・レポート コロナ禍の下での韓国留学で感じたこと、考えたこと ・映画評 「アイダよ、何処へ?」 <連載> 康玲子 時代の曲がり角で 第63回 一億二〇〇〇万分の一の世論 舘明子(アジェンダ会員) アジェンダ的 つれづれ 気まま(2) 農ある暮らしの作り方 第7回 カゲールさん「私の野草教室の先生の話」 西尾幸治(本誌編集員) ラテンアメリカの現在 第9回 人工妊娠中絶の合法化へ向けた動き コミックアジェンダ 第38回 孤独のグルメ/ワカコ酒
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アジェンダ第74号(特集:「戦争準備」にひた走る自衛隊)
¥660
【アジェンダ第74号 特集:「戦争準備」にひた走る自衛隊】 2021年9月15日発行 A5判 104頁 定価660円(10%税込) 米中対立が欧州諸国やオーストラリアなども巻き込んで激しさを増す中、東アジアの軍事的緊張の最前線に自衛隊が立とうとしています。今号では、中国との間で再び「沖縄戦」を準備するような日米軍事同盟の再編と、自衛隊の「南西シフト」について特集しました。 ミサイル部隊をはじめとする南西諸島への新たな自衛隊配備計画の全体像や、これに反対する現地の取り組みの一つとして石垣島の運動を取り上げたほか、「再び沖縄を戦場にさせない」ための「琉球独立論」についても紹介しました。「南西シフト」に伴って「日米の演習場化」が進む北海道の現状や、長射程ミサイル等の「敵基地攻撃能力」を自衛隊が保有することの問題点についても解説しています。そしてこの地域で始まっている軍拡競争に代わる「東アジア共同体」への展望を、歴史的経緯を振り返りながら考察しています。防衛大学校人権侵害裁判における画期的な勝訴判決の意義も解説しています。 米軍だけでなく他国軍との実動演習は頻繁に行うようになっている自衛隊ですが、今秋には陸自を総動員する大演習も計画されています。総選挙にあたって、安倍―菅政権によって自衛隊の「軍隊化」がどこまで進められてしまったのか、現状を批判的に再認識するうえでもぜひ、お買い求めください。 【内容】 ・巻頭グラビア 自衛隊配備計画に抗う石垣島 <特集> ・小西 誠(軍事ジャーナリスト) ミサイル軍拡競争が始まった琉球弧 ・杉原浩司(武器取引反対ネットワーク代表) 「中国抑止」で進展する「敵基地攻撃能力」保有 ・松島泰勝(龍谷大学経済学部教授) 再び戦場にならないための琉球独立 ・インタビュー 内原英聡さん(石垣市市議会議員) 石垣島自衛隊配備計画の白紙撤回を! ・インタビュー 清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院教授) 自衛隊の「南西シフト」の下で日米の「演習場化」が進む北海道 ・インタビュー 木村朗さん(鹿児島大学名誉教授) 「対米従属」から脱却し、「東アジア共同体」の実現をめざそう ・講演会レポート 防衛大学校人権侵害裁判に勝訴して ・特集解題 <特集外> ・青柳純一(金起林記念会共同代表) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う (10) ・レポート アジェンダ京都 講演会 日本の「帰化制度」を問う~在日コリアンの国籍と民族から考える~(講師:李洙任さん 龍谷大学名誉教授) ・レポート 7.13武委員長に不当判決! 関生支部への弾圧をはね返そう! <連載> ・康玲子 時代の曲がり角で ・舘明子 アジェンダ的 つれづれ 気まま ・大橋さゆり 弁護士Oの何かと忙しい日々 ・農ある暮らしの作り方 丸野佳代さん ・西尾幸治 ラテンアメリカの現在 ・コミックアジェンダ
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アジェンダ第73号(特集:なぜ女性差別はなくならないのか)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2021年夏号です。 【特集:なぜ女性差別はなくならないのか】 グラビア 戦争からさらに遠くなった世代へ ひめゆり平和祈念資料館がリニューアルオープン コラム 責任の果たし方 【特集】 ●山崎摩耶(クオータ制を推進する会・元衆議院議員) 政治の場におけるジェンダー平等の現状と展望 ●竹信三恵子(ジャーナリスト) コロナ禍で女性たちに何が起きたか~「夫セーフティネット」の闇~ ●杉浦浩美(埼玉学園大学大学院准教授) なぜマタニティ・ハラスメントはなくならないのか ●インタビュー 周藤由美子さん(性暴力禁止法をつくろうネットワーク共同代表) 「不同意性交を犯罪に!」 ●インタビュー 佐藤倫子さん(医学部入試における女性差別対策弁護団 事務局/弁護士) 「医学部入試における女性差別は絶対に許さない!」 ●書評『女性のいない民主主義』 前田健太郎著 岩波新書 2019年 ●書評『なぜ女性管理職は少ないのか 女性の昇進を妨げる要因を考える』 大沢真知子〔編著〕 日本女子大学現代女性キャリア研究所〔編〕 青弓社 2019年 ●動画紹介「セーフアボーションデー 堕胎罪なくそ!」 ●映画紹介「SNS~少女たちの10日間~」 監督:バーラ・ハルポヴァー ヴィート・クルサーク 2020年 チェコ ●「森発言」を改めて検証する~特集解題にかえて~ 【特集外】 ●寄稿 青柳純一(金起林記念会共同代表) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う ― 9.キャンドル革命と三つのオリンピック ●ヴィクトリア・アブ=カリル(京都大学博士研究員) ヴァネッサ・アブ=カリル(神戸大学大学院国際協力研究科博士課程候補生) 個人健康データ―可能性、課題、及び規制について 【連載】 ●康玲子 時代の曲がり角で 第61回 入管法改定をめぐって ●コミックアジェンダ 第36回 正直不動産 ●シリーズ 農ある暮らしの作り方 第5回 カゲールさん(アジェンダ会員)「山を開墾し、自分の家をセルフビルドしている友達の話」 ●舘明子(アジェンダ会員) Meikoのドレスデン滞在記(9) ●西尾幸治(本誌編集員) ラテンアメリカの現在 第7回 キューバ、経済的苦境の中の党大会 ●大橋さゆり(弁護士) 弁護士Oの何かと忙しい日々 第47回 マイブーム、あれこれ 2021年6月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第72号(特集:東電福島第一原発事故から10年)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2021年春号です。 【特集:東電福島第一原発事故から10年】 今号の特集は「東電福島第一原発事故から10年」。東京電力福島第一原発事故から10年がたった福島と、日本の原発をめぐる状況を特集しました。 「原発安全神話」に代わる「放射能安全神話」が広がる福島の現状について、福島在住の5名の方にインタビューしました。市民による放射能測定活動や、汚染木材を燃料にしたバイオマス発電所問題、事故の教訓を伝えていく取り組みなど、この10年を振り返っての福島での活動やその想い、放射能を拡散させるような政策を今も推進する国や県の問題などを語っていただき、誌面の許す限り掲載させていただきました。また、すでに行き詰まりが明白な原発に今なおしがみつく「原子力ムラ」の姿について、福島第一の廃炉作業、六ヶ所再処理工場、東日本大震災で被災した女川原発再稼働の動き、北海道の核のゴミ最終処分場問題、関電原発マネー不正還流問題、容量市場問題などを各論文で取り上げて解説しています。同時に、各地で続けられている取り組みを紹介し脱原発運動のさらなる前進を訴えました。資料としては、京都地裁での大飯原発差止訴訟原告団の事務局長をされている吉田明生さんに全国の原発関連裁判一覧表を作成していただき、収録しました。 インタビューを受けていただいたみなさま、また原稿を寄せていただいたみなさまのご協力のおかげで、充実した内容にすることができました。ぜひ多くのみなさまにご購入をお願いいたします。また、本誌の宣伝にご協力いただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。 【72号の内容】 グラビア 東電福島第一原発事故から10年 コラム 五輪は誰のため? <特集> ●東電の原発事故から10年 福島の今 インタビュー ・大河原さき(ひだんれん 事務局長) 放射能安全神話にとりこまれないで ・千葉由美(いわきの初期被曝を追及するママの会 代表) 放射能測定活動を続けて子どもたちの健康を守る ・鈴木真理(NPOはっぴーあいらんど☆ネットワーク 代表) 今を見つめて 未来を考える ・和田央子(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会) 木質バイオマス発電、汚染土壌再利用、イノベーション・コースト構想… 福島を「プルートピア」にさせない ・佐々木慶子(フクシマ・アクション・プロジェクト 共同代表) 命より経済優先で原発を作りだしてしまった「男性中心主義」の意識と社会構造の改革が必要 ●伴英幸(原子力資料情報室共同代表) 福島第一原発の廃炉に向けた取り組みの現状 ●山田清彦(核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団 事務局長) 破綻した核燃サイクルを止めよう ●舘脇章宏(みやぎ脱原発・風の会) 民意を無視した女川原発2号機の「地元同意」は許されない! 2021年を、再稼働を止める一年にしよう ●久世薫嗣(核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会 代表) 核のゴミ最終処分場反対!―北海道幌延町・寿都町・神恵内村― ●松久保肇(原子力資料情報室 事務局長) 電力の寡占構造を強化する容量市場 ●末田一秀(関電原発マネー不正還流を告発する会共同代表世話人) 関電原発マネー問題の現状と今後の展開について ●インタビュー アイリーン・美緒子・スミス 大阪地裁の大飯原発3・4号機設置許可取り消し判決に寄せて ●レポート 1・24 関電よ 老朽原発うごかすな! 大集会 ●レポート 福島原発被ばく労災損害賠償裁判に参加して(5) ●<資料> 全国の原発関連裁判一覧表(作成 吉田明生) <特集外> ●寄稿 青柳純一(金起林記念会共同代表・翻訳家) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う ―8.コロナ禍中、「平和的生存権」をめぐる雑感― ●映画評 オフィシャル・シークレット <連載> ・康玲子 時代の曲がり角で ・コミックアジェンダ 2021年3月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料) <お詫びと訂正> 今号におきまして、編集部による誤記等がありましたので、下記のように訂正いたします。大変申し訳ありません。(2021年3月23日) ・グラビア p1 キャプション 「長福島県庁」→「福島県庁」 ・グラビア p2 写真2枚目キャプション 「二〇二一年一七日」→「二〇二一年一月七日」 ・本文 p12 下段 13, 14行目 「50m㏜」「100m㏜」→「50μ㏜」「100μ㏜」 ・本文 p61 上段3行目 「国内では製造出来ていない」→「現在国内では製造出来ていない」 (※「再処理工場の営業運転ができていないため、現在国内ではガラス固化体の製造が出来ていない」という意味でしたが、過去に東海村と六ヶ所村の再処理工場でのガラス固化体の製造実績があるため、訂正させていただきました。)
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アジェンダ第71号(特集:どう防ぐ? 豪雨災害)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2020年冬号です。 【特集:どう防ぐ? 豪雨災害】 気候危機の深刻化に伴って「数十年に一度」と形容されるような豪雨が毎年のように列島各地を襲い、大規模な土石流や土砂崩れ、水害が広がる光景は珍しいものではなくなっている。突然、私たちの生活を一変させてしまう豪雨災害をどうすれば防げるのか? 今号では、ダムや堤防に頼ってきた河川の治水のあり方の限界とそれに代わる方策を提示したほか、自治体にできる治水・防災対策や、日本の災害対策法制の中でも問題の多い被災者支援法制の現状と、それに代わる「被災者総合支援法案」を紹介している。 また都市型水害に対応する東京都の浸水対策の現状と課題に関するインタビュー記事や、京都市市民防災センターで行っている疑似災害を体験するプログラムのレポートも収録。資料として近年の日本における主な豪雨災害を一覧表にした。「時代の曲がり角で」、「ラテンアメリカの現在」、「韓国市民社会に学び、現代日本を思う」などの連載記事も掲載。 <71号の内容> ●グラビア 石木ダム・強制収用の地に生きる (※冊子の表紙と目次の「収用」の表記を誤って「収容」としてしまいました。正しくは「収用」です。申し訳ありません。冊子には正誤表を入れさせていただきます。) ●コラム ダムを考える~表紙の写真・日吉ダム ●大熊孝(新潟大学名誉教授) 繰り返される豪雨災害、治水をどう改めるべきか~2020年7月球磨川水害から考える~ ●伊藤久雄(認定NPO法人まちぽっと理事) 自治体の治水・防災対策―地域からできることを考える ●レポート 集中豪雨による都市型水害―東京都の浸水対策について ●津久井進(弁護士) 日本の災害対策法制について ●<解説> 土砂災害について ●レポート 京都市市民防災センター「体験プログラム」 ●特集解題 <資料> 2013年以降の主な豪雨災害 <特集外> ●青柳純一(金起林記念会共同代表・翻訳家) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う(7) 2021年、今後の南北関係と日本 ●書評 『アイヌの権利とは何か 新法・象徴空間・東京五輪と先住民族』 ●映画評 「娘は戦場で生まれた」 ワアド・アルカティーブ/エドワード・ワッツ監督 2019年 イギリス・シリア ●レポート 連帯ユニオン関生支部への労働組合つぶし大弾圧を許さない! 11・24集会 <連載> 時代の曲がり角で Meikoのドレスデン滞在記(8) 弁護士Oの何かと忙しい日々 ラテンアメリカの現在 コミックアジェンダ シリーズ 農ある暮らしの作り方 2020年12月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第70号(特集:感染症と向き合う社会)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2020年秋号です。 【特集:感染症と向き合う社会】 ・山家悠紀夫(暮らしと経済研究室) この不況をどう見るか、どう対応するか ・内田 聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉共同代表) スーパーシティ法の問題点 ・二橋芙紗子(京都府保険医協会 政策部会事務局主任) 新型コロナ感染症に対応できる医療体制をどう整備すべきか ・小島 美里(特定非営利活動法人 暮らしネット・えん 代表理事) 新型ウイルス感染症拡大と介護保険20年 ・谷野 隆(本誌編集員) パンデミックで変わる労働の現場 ・松久 寛(縮小社会研究会 代表理事) 衣食住は足りている ─ 一〇年で化石燃料半減試案 ─ ・レポート アジェンダ京都主催オンライン講演会 「社会連帯経済としてのベーシックインカム」 講師 山森亮さん(同志社大学) ・書評 『5Gクライシス』 (緑風出版) ・コラム 「監視国家」と「監視資本主義」に必要とされるもの 【特集外記事】 ・青柳 純一(翻訳家・金起林記念会共同代表) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う ―6.コロナ災禍、戦後75年目の夏― ・映画評 「マルモイ ことばあつめ」 オム・ユナ脚本&監督 2019年 韓国 【連載】 ・時代の曲がり角で ・Meikoのドレスデン滞在記 ・弁護士Oの何かと忙しい日々 ・ラテンアメリカの現在 ・コミックアジェンダ ・シリーズ 農ある暮らしの作り方 2020年9月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第69号(特集:STOP! 気候危機)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2020年夏号です。 近年、熱波、大型ハリケーン・台風の発生、海面水位の上昇、森林火災など、「気候危機」、「気候非常事態」と言われる極端な気象と、それによる気象災害が世界各地で頻発しています。日本でも昨年、一昨年の大規模な風水害は記憶に新しく、今年の夏も被害が懸念されます。 今号の特集では、こうした気候変動問題に取り組んでこられたNGOの方々に、気候危機の現状と、その原因である温室効果ガスを削減するための取り組みである昨年のCOP25の報告や、日本政府に向けた提言について、寄稿いただいています。同時に、海洋汚染とともに気候危機をも助長しているプラスチック問題についても取り上げています。 また、この間で世界中に急速に蔓延した新型コロナウイルス感染症について、これまでにわかってきたことをまとめ、安倍政権の対応についても、本誌編集部で検証を試みました。その他、<連載>記事も充実しています。 【特集:STOP! 気候危機】 <特集> ・高橋 英恵(国際環境NGO Foe Japan) 「世界で顕在化する気候危機、求められる気候正義」 ・伊与田昌慶(気候ネットワーク主任研究員) 「COP25から考える日本の気候変動対策の課題」 ・足立 治郎(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長) 「地球規模での気候危機解決のための日本政府への提言 ~世界の全温室効果ガス大幅削減と貧困層・脆弱層を取り残さない適応策強化のために~」 ・渡邊 睦美(グリーンピース・ジャパン プラスチック問題担当) 「プラスチック問題と気候危機、2Rが解決の鍵」 ・「新型コロナウイルスのパンデミックに向き合う」(本誌編集部) <その他記事・連載> ・青柳 純一(翻訳家・金起林記念会共同代表) 「韓国市民社会に学び、現代日本を思う―5.コロナ19事態下で韓国総選挙後を読む」 ・時代の曲がり角で ・弁護士Oの何かと忙しい日々 ・Meikoのドレスデン滞在記 ・ラテンアメリカの現在 ・農ある暮らしの作り方 ・コミックアジェンダ など 2020年6月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第68号(特集:もう原発は終わりにしよう!)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2020年春号です。 今号では、福島事故から9年を迎え、改めて原発を巡る日本の状況を特集しています。新型コロナの感染拡大の影響で予定していた福島取材はできませんでしたが、ひだんれんの武藤類子さんにご協力をいただいた電話インタビューを巻頭に掲載しています。 そのほか、紙数の制限もあるので、原発にかかわるすべてのテーマを取り上げることはできませんでしたが、福島第一原発の現状、東電刑事裁判と一審不当判決、国の原子力政策の根幹とされてきた核燃料サイクル政策の破たん、新定期点検制度問題、関電原発マネー不正還流問題等、現状を整理するうえでもこの一年の重要で特徴的な動きは取り上げることができたように思います。 また福島に住む人々や避難者をめぐる問題については、今号ではあまり誌面を割けませんでしたが、昨秋にアジェンダから発行した菅野みずえさんの講演録パンフレット(2019年11月発行)を合わせてお読みいただければと思います。 【特集:もう原発は終わりにしよう!】 インタビュー 武藤類子さん(福島原発告訴団団長/ひだんれん共同代表) 「「福島はオリンピックどごでねぇ」 東電刑事裁判不当判決を許さず、私たちは声をあげ続ける」 事故から九年、廃炉作業が抱える困難 /伴 英幸(原子力資料情報室共同代表) 核燃料サイクル政策破たんについて /山田清彦(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団 事務局長) 原発推進の腐敗した実態を白日のものとする関電工事代金還流事件 /海渡雄一(告発弁護団) 玄海原発 3・11をはさんで四つの裁判闘争 /石丸初美(玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 代表) 四月施行の「新検査制度」は原発重大事故の危険を引き寄せる /長沢啓行(若狭ネット資料室長) 今、なぜ石炭火力が問題なのか? /山本 元(NPO法人気候ネットワーク主任研究員) レポート 高浜4号炉再稼働阻止現地行動および「老朽原発動かすな!」高浜町申し入れ行動 レポート 福島原発被ばく労災損害賠償裁判に参加して(4) レポート 女川2号炉の再稼働審査などを問う! 院内ヒアリング集会 など 2020年3月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第67号(特集:日本と韓国 ―気付くべき過去と築くべき未来)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2019年冬号です。 今号では日韓関係を特集しています。韓国元徴用工大法院判決への対応をはじめ、安倍政権の文在寅政権を敵視する対応によって、今夏以降、日韓関係は「最悪」とも言われるような状況に陥っています。 それに対して今号では、植民地期だけでなく、戦後の日韓関係の歴史を「具体的」に知ること、そして在日コリアンや、キャンドル革命を成し遂げた韓国の市民が、今の状況をどのように考えているのかを知ることに重点を置きました。紙数の都合でもちろん網羅的に取り上げることはできませんでしたが、私たちがこの問題を考える基本的な視点と、そのための知識を得られるものになったと思っています。合わせて、<資料>として、請求権協定や大法院判決の抜粋も掲載しています。 また、特集外では、ピースデポの湯浅一郎さんに、トランプ政権が検討している新型中距離ミサイルのアジア配備の問題についても解説していただいています。 【特集:日本と韓国 ―気付くべき過去と築くべき未来】 <インタビュー>郭辰雄さん 「ポスト冷戦期を迎える東アジアでの日本のあり方を考えてほしい」 内海愛子「軋む日韓関係の中で 市民は対話・交流を続ける」 梁澄子『日本社会に問われているのは、「歴史を直視し、事実を認めること」』 竹内康人「韓国大法院徴用工判決Q&A」 書評 『「徴用工問題」とは何か? 韓国大法院判決が問うもの』 青柳純一『韓国市民社会に学び、現代日本を思う―「日韓経済抗争」の現状と展望』 書評 『82年生まれ、キム・ジヨン』 金英丸「東アジアの平和を創る道を拓きましょう! ―ソウルから日本の市民へのメッセージ―」 レポート 松田舞「8月に韓国を訪ねて」 レポート 第27回「詩人尹東柱の想いを今につなぐつどい」 レポート 朝鮮幼稚園はずしにNO!11・2全国集会&パレード 資料 日韓請求権協定・韓国元徴用工大法院判決ほか など 2019年12月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第66号(特集:「労働」のいまとこれから)
¥660
今号(66号)では、「労働」について特集しました。AI、IoT、ビックデータ、ロボット・・・・急速に進む技術開発と産業化は多くの分野で人の労働を不要なものにしつつあります。同時に、新自由主義の果ての「働き方改革」は、人々の労働をも二極化させつつ、ますます苛酷なものにしています。 社会の大きな変化が進みつつある中で、今号の特集を通じて、資本が主導するものとは違う、私たちのための「労働」と社会のあり方を考えていきたいと思います。 ●グラビア かけているから、つながれる つながるところに、光が生まれる ―共生シンフォニーの仲間たち ●コラム 「労働者」がいなくなる!? <特集> ●インタビュー 中崎ひとみさん(社会福祉法人 共生シンフォニー常務理事) 「障害や困難があってもなくても普通に生きて、暮らして、働ける社会に」 ●広井良典(京都大学こころの未来研究センター教授) “AI幻想”を超えて―AIが示す「分散型」社会と「ポストAI」の時代 ●友寄英隆(月刊誌『経済』元編集長) 安倍政権のSociety 5.0の批判的検討 ●竹信三恵子(ジャーナリスト) 「働き方改革」がつくる企業ファースト社会―根底にAI化理由の生活改憲 ●藤本伸樹(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター) 改定入管法と外国人労働者受け入れの課題 ●相良孝雄(協同総合研究所 事務局長(理事)) 労働者が協同で自己決定する働き方‐協同労働と労働者協同組合法(仮称)‐ ●三室 勇(ベーシックインカム読書会・京都) ベーシックインカムの動向と現状 ●インタビュー 駒込武さん(京都大学職員組合中央執行委員長) 「労働現場としての京都大学 職員組合の活動から考える」 ●谷野隆(本誌編集員) 連帯労組関生支部への大弾圧を許すな! ●書評 『無人化と労働の未来』 <特集外> ●青柳純一(翻訳家・コリア文庫共同代表) 韓国市民社会に学び、現代日本を思う ― 2.日韓「経済戦争」の行方 ●重本直利(大学オンブズマン理事) 「大学自治のあり方」訴訟―それは学生たちの訴えから始まった― <連載> ●康玲子 時代の曲がり角で 第54回 分断を越えて ●舘明子 Meikoのドレスデン滞在記(4) ●歌壇 西村恭子 選 【新連載】西尾幸治(本誌編集員) ラテンアメリカの現在 第1回 危機の中のベネズエラ
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アジェンダ第65号(特集:公共性と民営化)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2019年春号です。 今号の特集は「公共性と民営化」。 この間、新自由主義による規制緩和によって、権利として誰にも保障されてきた公共サービスが「民間委託」や「民営化」され、お金を出して「買う」もの=商品とされる動きが進んできました。これについて、巻頭インタビューでは東京都大田区議の奈須りえさんにお話をうかがいました。また、人が生きるうえで不可欠な水道事業の民営化はその象徴とも言えます。日本でも昨年末に水道法が改悪され水道事業の民営化に道が開かれました。 そこで今号では、世界の水道民営化と再公営化の動きや、民営化に向けた動きが表面化した浜松市(静岡県)での反対運動について寄稿していただきました。さらに、日々の生活で欠くことのできない医療や介護、保育の現状と課題についても取り上げています。「食」の問題では、危険性を顧みることなく今夏にも解禁されようとしている「ゲノム編集食品」を取り上げました。 これらを通じて、改めて「公共性」の意義や、そのあり方について考えて行きたいと思います。 【特集:公共性と民営化】 <インタビュー>奈須りえさん(東京都大田区議会議員・市民政策アナリスト) 「生きていく上で欠かせない事は特定の誰かの儲けにさせてはいけない」 岸本聡子「水道の再公営化から学ぶ公共サービスの民主化のヒント 竹内康人「止めよう! 水道民営化 ―浜松市の動き―」 本田宏「日本の医療の公共性と民営化問題、そのルーツは西南戦争?」 小島美里「もはや介護保険は『老いの命』足りえない」 普光院亜紀「保育施策の現状と公立保育所の役割」 安田節子「ゲノム編集には規制が必要だ」 書評『ソウルの市民民主主義 日本の政治を変えるために』 など 2019年6月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第64号(特集:終わらない原発事故)
¥660
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2019年春号です。 福島原発事故から8年。今号では日本の原発をめぐる現状を簡潔にまとめています。 現在、兵庫県に避難しておられる菅野みずえさんに同行させていただいて、帰還困難区域にあるご自宅を訪ね、お話をうかがいました。また福島現地では、和田央子さんから放射能ごみ焼却が大々的に進んでいる状況や、その「再生利用」の動きなど、「復興」の掛け声の陰で進む被害の拡散についても詳しくお聴きしました。その他、安倍政権の進める原子力推進政策がいかに破綻して行き詰っているのか、福島第一の廃炉作業や、核燃サイクル、原発輸出、老朽原発再稼働の動きについても取り上げています。 【特集:終わらない原発事故】 <ルポ> 「菅野みずえさん(福島県浪江町から避難)の自宅を訪ねて」 <インタビュー>和田央子さん(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会) 「『ごみ処理』でひろがる放射能汚染」 海渡雄一「東電は二〇〇八年二月に津波対策を実施することを正式に決めていた」 伴英幸 「原発事故から八年、廃炉作業の現状」 松久保肇 「泥沼と化した原発輸出」 山田清彦「核燃サイクル政策破たん」 山崎久隆 「東海第二原発の二〇年運転延長の何が問題か」 木原壯林「老朽高浜原発1・2号機、美浜3号機を今すぐ廃炉に」 小坂勝弥「チッソ水俣病関西訴訟のその後」 時評「『もんじゅ廃炉』と新高速炉開発計画」 レポート 「福島原発被ばく労災損害賠償裁判に参加して(3)」 資料「日本の原発の現状」 など 詳しくはこちら http://agenda-project.com/jour/contents64.htm 2019年3月15日発行 1冊600円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料) ※今号以降、価格が500円⇒600円に変更となります。ご了承ください。
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アジェンダ第63号(特集:「アベノミクス」は日本をどう変えたか)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2018年冬号です。 今号の特集は「『アベノミクス』は日本をどう変えたか」。金融・財政政策のみならず、TPPや先日強行採決された入管法(外国人労働者問題)など、安倍政権の6年間のさまざまな経済政策をとりあげました。「立ち位置」をどこに置くかによって、その「評価」は分かれますが、日本社会の格差と貧困がますます広がったことは間違いありません。そしてそれと並行して、改憲―戦争する国へと、自衛隊と日米同盟強化が確実に進んでいることも見逃せません。 また、今号では特集外で朝鮮と韓国に関する論文を掲載しました。朝鮮半島が平和に向かおうと努力が続けられている今、なおさら安倍政権のおかしさが際立つのではないでしょうか? 【特集 「アベノミクス」は日本をどう変えたか】 山家悠紀夫「日本経済の再生は成らず、暮らしは一段と厳しくなった― 失敗だったとしか言いようのないアベノミクス―」 朴勝俊「野党は下手なアベノミクス批判より独自の経済政策を」 内田聖子「自由貿易拡大に邁進する日本政府―メガ貿易協定を批判するための視点―」 小ヶ谷千穂「「移民政策」を忌避する「移民国」日本―〈サイド・ドア〉政策の限界を見据えるために―」 【報告】 アベノミクスの崩壊と加速する改憲(講師:金子勝さん) など 2018年12月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第62号「ジェンダー平等をどう進めるか」
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2018年秋号です。 今号の特集は「ジェンダー平等をどう進めるか」です。女性たちの決意を込めた#MeToo運動が世界で広がりを見せる中、日本の政・官中枢の性差別に関する認識の劣悪さはとりわけ目にあまるものがあります。 なぜ日本社会におけるジェンダー平等への歩みは、ここまで遅々としているのでしょうか?ジェンダー平等に向けて声を上げ続けて来た人、上げ始めた人たちと共に、それをどのように進めていくのか、今号の特集を通じて改めて問い直していきたいと考えています。 【特集:ジェンダー平等をどう進めるか】 熱田敬子「多様な市民による政治をめざして」 竹信三恵子「「女性活躍」という名の女性の資源化作戦」 吉田容子「セクシュアル・ハラスメント問題と日本の現状」 山下英愛「ドラマ「魔女の法廷」と韓国の#MeToo運動」 山口絹子「シングルマザーが当たり前に生きられる社会を!」 石橋正「スペインのフェミニスト・ストライキ」 など 2018年9月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第61号「改憲の行方 ―独裁か民主主義か」
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2018年夏号です。 今号の特集は「改憲の行方―独裁か民主主義か」です。「森友・加計問題」をはじめとする追及によって、改憲に向けた安倍首相の当初の目論見は大きく頓挫しましたが、油断はできません。今こそ、「平和憲法を変えさせない」ための取り組み強化が必要です。同時に、明文改憲への動きとそれへの反対運動をなんら顧慮することなく、自衛隊の攻撃力強化や、日米同盟の強化が着々と進められています。このことにも反対の声を大きくしていかなければなりません。そうした現状について、今号ではとりあげました。 【特集:改憲の行方 ―独裁か民主主義か】 山内敏弘「安倍改憲の危険性を検証する―九条改憲と緊急事態条項を中心として―」 前田哲男「安倍軍拡」の深層を読む」 金井利之「あるべき民主主義的政官関係とは何か」 花田達朗「ナイーブな権力観を捨てて、自分の足で立つ―常識の通じない政権と「マスコミ」はいつまで続くか―」 など 2018年6月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第60号(特集:原発に未来はない!)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2018年春号です。 福島第1原発事故から7年を迎え、今号の特集は「原発に未来はない!」 エネルギー供給、核のごみへの対応、発電コスト、福島第1原発の現状や避難者の問題など、さまざまな観点から、もはや原発の時代は終わっていることについて、要領よく簡潔に、わかりやすく明らかにしています。 【特集:原発に未来はない!】 飯田哲也「自然エネルギー一〇〇%未来に向かう世界~逆走する日本と地域からのエネルギーデモクラシー~」 末田一秀「高レベル処分有望地マップを機に脱原発の声を拡げよう」 伴英幸「事故から七年、困難さ増す廃炉への道」 鹿島啓一「原発裁判の現状と課題」 など 定価550円(税込) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第59号(特集:平和憲法は変えさせない Ⅱ)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2017年冬号です。 今号の特集は「平和憲法は変えさせないⅡ」で、前号に引き続いて現在焦点化している改憲をめぐる情勢を再度特集しました。特に前号では取り上げられなかった日本国憲法と沖縄(琉球)の問題や、報じられることの少ない宇宙軍拡と自衛隊の問題なども取り上げています。朝鮮半島―東アジア情勢や、「戦時動員体制づくり」の問題など、安倍9条改憲を阻止して、この国を戦争への道に進ませないために多くの人に知っておいてほしいと思うことをまとめました。 【特集:平和憲法は変えさせない Ⅱ】 湯浅一郎「北東アジアの平和の枠組み作りは可能だ―朝鮮戦争の早期終結と北東アジア非核兵器地帯を―」 前田佐和子「加速する宇宙の軍事化と拡大する宇宙ビジネス―デュアルユースに惑わされるな―」 松島泰勝「琉球独立の分岐点としての改憲」 纐纈厚「戦時動員体制の現段階―戦時の平時化と平時の戦時化のなかで―」 など 2017年12月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第58号(特集:平和憲法は変えさせない!)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2017年秋号です。 今号では「平和憲法を変えさせない!」を特集しました。 安倍首相が5月3日に「自衛隊を憲法に明記する」、「2020年に新憲法を施行する」と発表し、9条改憲への動きがクローズアップされています。自衛隊をめぐる情勢を中心に、改憲全体の情勢や、「生前退位」の手続きが進められている天皇制の問題についても取り上げました。また表紙やグラビアでは「花岡事件」の中国人殉難者慰霊式についてもご紹介し、長年積み上げられてきた日中友好の歴史にもスポットを当てました。 【特集:平和憲法は変えさせない!】 清水雅彦「安倍首相・自民党の改憲論の内容と問題点」 井口秀作「憲法改正の発議と国民投票・国政選挙の同時実施について」 小西誠「「東シナ海戦争」を誘発する自衛隊の南西シフト下の島嶼防衛態勢」 佐藤博文「憲法を武器に、現代の戦争とたたかう―自衛官の母の思いと主権者の責任―」 鵜飼 哲「「天皇メッセージ」以後―天皇(制)による新たな国民統合に抗して」 など 2017年9月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第57号(特集:「分断」と「排除」の政治と闘う)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2017年夏号です。 今号では「『分断』と『排除』の政治と闘う」を特集しました。 世界的に広がる格差と貧困、終りの見えない「テロとの戦い」、「分断」と「排除」の政治が社会の「亀裂」を深めています。安倍政治が暴走する日本もまた、例外ではありません。こうした政治の流れを押し止め、「社会的連帯」と、誰もが「排除」されることのない社会を創り出していくためには何が必要なのか? 【特集:「分断」と「排除」の政治と闘う】 西谷文和「忘れないこと、あきらめないこと、騙されないこと―政府とメディアが戦争を捏造する―」 坂本旬「「ポスト真実」時代の政治と教育を考える」 石橋学「差別扇動者の話法を問う―公の差別がヘイトスピーチを助長する―」 大橋さゆり「大阪弁護士会、ようやくヘイトスピーチ対策チームを立ち上げ」 俵 義文「安倍「教育再生」政策の危険な展開―道徳の教科化と新学習指導要領―」 など 2017年6月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第56号(特集:原発利権を突き崩す)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2017年春号です。 今号の特集は「原発利権を突き崩す」です。福島の状況については、巻頭インタビューで武藤類子さんに語っていただいています。 【特集:原発利権を突き崩す】 インタビュー 武藤類子さん 伴英幸「深刻さを増す福島原発事故の後始末」 建部暹「福島第一原発事故のもたらした被ばく労働」 宮崎寛「もんじゅの廃炉決定と新高速炉計画 日仏高速炉開発協力は仏原子力産業の救済策!?」 インタビュー 佐原若子さん 松久保肇「日本の原発輸出―苦境に立つ原発メーカー―」 朴勝俊「電力システム改革下の原発コストと原賠制度」 など 2017年3月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第55号(特集:東アジアに「平和」の共同体は創れるか)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2016年冬号です。 今号の特集は、「東アジアに『平和』の共同体は創れるか」です。現在東アジアでは、各国が互いに不信感を高め合って軍拡競争のようになり、再び戦場になりかねない状況になっています。「戦争は起こるものではなくつくるもの」、これは平和活動を続ける退役米軍人の言葉ですが、戦争の真実を語っていると思います。戦争への流れを止めるため、共に答えを探していきたいと考え、今号の特集を組みました。 【特集:東アジアに「平和」の共同体は創れるか】 インタビュー 伊波洋一さん インタビュー 服部良一さん 孫崎享「米国は同盟国・日本を守らない ― 安倍政権の対米追随外交を問う ―」 前田朗「ヘイト・ジャパンを超えて ―共生と寛容は見果てぬ夢か」 佐野通夫「不当な現実が「日常」化する朝鮮学校をめぐる現状」 梶谷懐「日中間の経済交流―過去から何を学び、どう未来につなげるか―」 など 2016年12月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第54号(特集:グローバリゼーションの下での公正な税制度とは)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2016年秋号です。 今号の特集は、「富裕層の《税逃れ》を許さない グローバリゼーションの下での公正な税制度とは」です。グローバル化の下で格差と貧困が社会に広がり続けている中、日本の税制は富裕層を優遇し、この所得格差・資産格差を是正するどころか、さらに広げる役割を果たしています。それはまた、民主主義の基盤を掘り崩しています。今号の特集を通じて、現在の税制の問題点と、税制はどうあるべきかを提示しています。 【特集:グローバリゼーションの下での公正な税制度とは】 「アベノミクス」下での格差拡大 ―税制はどう対応すべきか―(山家 悠紀夫) 社会保障と税一体で格差を考える(田中 秀明) グローバル・タックスについての最近の動向(田中 徹二) グローバル企業の過半数株式を人類遺産相続基金へ!―グローバル・ベーシック・インカム財源論の最前線―(岡野内 正) タックスヘイブンについて(谷野隆) など 2016年9月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)
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アジェンダ第53号(特集:「民主主義」を考える)
¥550
社会問題を考える総合雑誌「アジェンダ」2016年夏号です。 今号の特集は「『民主主義』を考える」です。3・11の福島原発事故以降、特に昨年の安保関連法制強行採決に反対して、全国で非常に多くの人々が自らの意思を示すために集会やデモに立ち上がりました。今、「民主主義の危機」が叫ばれ、来月には参院選も迫る中、改めて「民主主義」について考えたいと思います。 【特集:「民主主義」を考える】 選挙制度と民主主義―議員定数不均衡問題を中心に(伊藤 真) 現代的な植民地主義の下で生きる琉球人(松島 泰勝) 不正義社会・日本=歪んだ民主主義を教育で正す(高嶋 伸欣) インタビュー 中野晃一さん 講演録 澤野義一さん など 2016年6月15日発行 1冊500円(税別) 送料200円(税込で総額5500円以上お買い上げの場合は送料無料)