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アジェンダ第85号(特集:ジェンダー平等はいま)

¥660 税込

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【『アジェンダ』85号(2024年夏号) 特集:ジェンダー平等はいま】
定価660円(本体600円+税10%)

ジェンダー平等を求める女性たちの闘いは、着実にこの日本社会を変えてきました。しかし構造化された女性差別は根強く残り、また再生産されてもいます。今号では女性差別の現状について、女性の政治家を増やすためクオータ制を実現させていこうとする動きや、労働現場における賃金格差などの問題、刑法改正など性暴力をめぐるこの間の社会の変化と今後の課題、選択的夫婦別姓制度の実現をめぐる現状のほか、先ごろ成立した民法改正—離婚後共同親権導入にあたっての課題、などを整理して取り上げました。また、「複合差別」としての「障害女性」が置かれている状況や、同性婚をめぐる訴訟のほか、科学技術政策にもジェンダーの視点を取り入れることの重要性を指摘するジェンダード・イノベーション(GI)についての記事も掲載しています。同時にトランスジェンダーをめぐる状況についても取り上げ、性の多様性が認められる社会を展望しています。

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【今号の内容】

グラビア 大阪コリアタウン歴史資料館 開館から1年 
コラム 裏金問題

<特集>
●山崎摩耶(クオータ制を推進する会)
政治の場におけるジェンダー平等の現状と展望―クオータ制導入の現在地
●大沢真知子(日本女子大学名誉教授) 
何が女性の活躍を妨げているのか
●熱田敬子(ジェンダー/社会学研究者)
「私も」と言わずに始めるポスト#MeToo~共感ベースの反性暴力運動を越えて~
●坂本洋子(NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク)
国会と最高裁の不作為を問う 選択的夫婦別姓制度の一刻も早い実現を
●谷野隆(本誌編集員) 
離婚後共同親権導入をめぐって
●講演概要 縮小社会研究会 伊藤公雄さん講演会        
「ジェンダード・イノベーションの可能性―近代産業社会の行き詰まりを前にー」
●藤井悦子(本誌編集員)   
多様な性—トランスジェンダーを考える
●資料紹介 『障害のある女性の困難~複合差別実態調査とその後10年の活動から』
●書評 『災害と性暴力』
●レポート (続)「現役自衛官セクハラ国賠訴訟」&「自衛官アンケート報告」(完全版)

<特集外>
●青柳純一(金起林記念会共同代表)  
韓国市民社会と学びあう日本市民(8) 
韓国の四月総選挙と今後の日韓関係―「社会権先進国への提言」の紹介とともに

<連載>
●康玲子 時代の曲がり角で 第73回 「歴史を刻むということ」
●大橋さゆり(弁護士)   
弁護士Oの何かと忙しい日々 第53回
同性婚を認める必要・理屈と、認めない日本社会を巡って
●舘明子 アジェンダ的 つれづれ 気まま(10)
●西尾幸治(本誌編集員)
ラテンアメリカの現在 第13回 アルゼンチン 公立大学を守る歴史的意義
●コミックアジェンダ 第48回 レコード大好き小学生カケル

既刊案内
編集後記
趣旨と会則
挿絵  姜花瑛・たまりん

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